食事によって、身体を構成する細胞、生きるのに必要なエネルギーが作られています。
また足りなかったり、不要なものを食べることで、病気の原因になっています。
では正しい食事とはどのようなものでしょうか?
『食べ物について知らない人が、
どうして人の病気について
理解できようか。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
あなただけのストーリーをデザインする道具箱
食事によって、身体を構成する細胞、生きるのに必要なエネルギーが作られています。
また足りなかったり、不要なものを食べることで、病気の原因になっています。
では正しい食事とはどのようなものでしょうか?
『食べ物について知らない人が、
どうして人の病気について
理解できようか。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
あなたは何歳まで生きたいですか?
いつまで健康でありたいですか?
そして、、
このことについて本気で考えたことがありますか?
さあ真剣に一度、考えてみましょう!
あなたは食べることについて、どのように考えていますか?
食事=お腹がすいた時に、好きなものを食べる
という人も多いと思いますが、これでは生活習慣病になる可能性大です。
ゴールへ到達するために食事への意識を変えていきましょう!
満腹になるまで食べないで、少し控えめに。食べ過ぎは、百害あって一利なしです。
と言われています。
腹八分目で病気にならなくなる
↓
免疫力や自然治癒力が高まる
腹六分目で老化を感じなくなる
↓
細胞が生まれ変わる(サーチュイン遺伝子の活性化、オートファジー)
腹四分目で神に近づく
↓
脳エネルギー源としてケトン体が使われる
あなたは一日に何食、食べていますか?
健康に生きるために、身体を作る源となる栄養や、体を動かすエネルギーを食べ物から摂る必要があります。
どのような栄養が必要ですか?
栄養が消化・吸収されるのに良い食べ方を知っていますか?
体に良いものを考えて、食べるものを選んでいても、栄養が吸収されなければ意味がありません。
栄養がある食事をして、その栄養をしっかり吸収していきましょう。
『全ての病気は腸から始まる。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『健全なる身体を心掛ける者は
完全なる排泄を心掛けなければならない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『月に一度断食をすれば
病気にならない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
「薬食同源」とは、薬と食事は同じ源からという言葉で、食事によって未病(発病する前の状態)を治そうとする中医学の考え方です。
この発想が元になって、日本で造語されたのが「医食同源(いしょくどうげん)」。
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方を呼びます。
今のあなたの体にはどのような食事(薬)が必要ですか?
『汝の食事を薬とし、
汝の薬は食事とせよ。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『食べ物で治せない病気は、
医者でも治せない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『病人に食べさせると、
病気を養うことになる。
一方、食事を与えなければ、
病気は早く治る。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
明治時代の日本の医師・薬剤師であり、陸軍で薬剤監、軍医を勤めた「石塚 左玄(いしづか さげん)」が提唱した『食養学』。
栄養学がまだ学問として確立されていない時代に、食物と心身の関係を理論にしました。
石塚 左玄は1851年、漢方医の家に生まれました。幼少から皮膚病と重症の腎炎にかかり、晩年まで闘病生活を送ります。
医師と薬剤師の資格を取得し、陸軍で薬剤監となった後、食事の指導によって病気を治し、食育食養を国民に普及することに努めました。
世界保健機関(WHO)では、「健康な食事(Healthy diet)」を紹介しています。
健康的な食生活は、栄養障害や非感染性疾患(肥満、2型糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、歯科疾患、骨粗鬆症)を予防するのに役立ちます。
不健康な食事と身体活動の欠如は、健康に対するリスクを高めます。
毎日の栄養と生活習慣病の予防のために、WHOが推奨している「健康な食事(Healthy diet)」で、食事で摂りたい栄養素と、避けたい食品を知り、健康に役立てましょう。
がんを食事により予防するため、1990年にアメリカ国立癌研究所 (NCI) によって、2000万ドルの予算で開始された計画『デザイナーフーズ計画(designer foods project)』。
食品に含まれる化学物質フィトケミカルを特定して、加工食品に加える目的で、研究が開始されました。
野菜、果物、穀類、海藻類、ハーブ、香辛料などの植物性食品に含まれる数万種類のフィトケミカルのうち、約600種のフィトケミカルにがん予防効果の可能性があると判明しました。
その600種類のうちより、がん予防効果の高い食品、および食品成分を約40種類を「デザイナーフーズ(designer foods)」として公開されました。
その後、1993年に予算カットによりデザイナーフーズ計画はなくなりましたが、フィトケミカルの研究は続いています。
そして、アメリカのがん死亡率は、1991年のピーク時から2016年までの25年間にわたり下がり続けています。
レプチンは脂肪細胞によって作り出される、食欲と代謝の調節をおこなうホルモン。
ギリシャ語で『痩せる』を意味する「leptos」から命名された「leptin」は、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たします。
イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸の国々の人が食べている伝統的な料理である「地中海食」。
地中海食は、「記憶能力」および「健康」に対する良好な研究結果が繰り返し報告されています。
地中海沿岸諸国では、心臓の病気がある人の割合が少なく、地中海食が疾患の予防や症状の改善に良いと言われています。
イギリスやドイツ、北欧などに比べて、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患が少ないのです。
そこで、地中海沿岸諸国の伝統的な食事法が「地中海式ダイエット」として注目されました。
2013年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、地中海食を無形文化遺産として登録しています。
「世界の長寿の故郷」、「世界で一番長生きが多い里」と呼ばれる中国・広西 チワン族自治区・巴馬(バーマ)。
香港の西、中国の南部でベトナムとの国境に近く、山々に囲まれた閉鎖的な場所にあります。
人口が27万人ほどで、チワン族、ヤオ族、漢民族など12の民族が集まって生活しています。
そのうち100歳以上のお年よりは81人で、100歳を超える人の比例から見ると、巴馬が世界で最も高いのです。
「巴盘屯」と言う村には515人住んでいますが、100歳を越えた人は7人います。
人口1万人当たりで計算すると136人になり、この割合はユネスコが設けた長寿地域の基準の約170倍です!
しかも認知症や寝たきりの人が1人もいない。みんな現役で働いています。
病院がなく、実際に医者いらずな人がほとんどだという。
何を食べたらこの村の人達のように、健康で長生きできるのでしょうか?
50年もの間、砂糖へのマイナスイメージを握りつぶされていました。
研究結果
「糖分の過剰摂取が心疾患のリスクを上げる」
↓
公表論文
「脂肪の摂取こそが心疾患のリスクを上げる」
製糖業界が科学者を買収していたことが明らかになっています。
「砂糖に悪いイメージを持ってほしくない」という製糖業界が、圧力をかけて、内容をねじ曲げられた科学論文が広まっていました。
世界保健機関(WHO)は、
ガイドラインで大人でも子供でも、
1日当たりの糖類(遊離糖類)摂取量を
「エネルギー総摂取量の10%未満」
に減らすよう勧めています。
「エネルギー総摂取量の5%未満」
1日25g(ティースプーン6杯分)程度の量に
減らすことで、さらに健康効果が増えるとしています。
スターバックス コーヒーの「コーヒー フラペチーノ」は、Tallサイズで砂糖量が49gありますので、一杯でオーバーしてしまいます。
砂糖は過剰摂取により、健康への影響や、様々な病気を引き起こす原因となっているという意見があります。
食品の原材料表記を見ると「果糖ブドウ糖液糖」と記載されているものをよく見かけます。
飲み物では、炭酸飲料、ジュース、スポーツドリンク、栄養ドリンク、紅茶、乳酸菌飲料などに使われています。
食べ物では缶詰、パンの他、調味料にまで幅広く使われています。
この果糖ブドウ糖液糖とは何でしょうか?
様々な甘味料が、甘みをつけるために使われています。
種類が多く、覚えづらい名前が多いので、気にしていない人も多いのではないでしょうか?
食品には、天然に存在しない人工的に合成した人工甘味料(合成甘味料)も利用されています。
古くは砂糖よりも製造コストが低い甘味料が、菓子などに砂糖の代用として使用されました。
今では、砂糖の数百倍もの高い甘みがある人工甘味料を使用することで、糖質やカロリーを気にする人へのダイエット商品が作られています。
人工甘味料を使用すると
といった良い点があります。
砂糖ゼロ、糖質オフ、カロリーオフと表示している商品の多くは、人工甘味料を使用しています。
人工甘味料が健康にどのように影響するのか、調査結果はさまざまです。
不健康な食事が原因で、世界で年間に1000万人以上が死亡しているという調査結果が、2018年11月に発表されました。
死亡した人の5人に1人で不健康な食事が原因になっており、その影響は高血圧や喫煙よりも深刻です。
食事をどのように摂るかという問題は、2型糖尿病、心血管疾患などの慢性的な健康障害に直結しています。
食事を改善することで、5人に1人の死を防ぐことができます。
ワシントン大学の健康基準・評価研究所(IHME)のアシュカン アフシン博士は次のように述べています。
「不健康な食事はどんな人でも深刻な問題になりえます。
年齢や性別、地理的な影響、経済状態などに関わらず、早死の原因になるのです」
2017年に不健康な食事が、世界の1,090万の死亡の原因になっています。
これは成人の死亡の22%を占めることが明らかになりました。
病気や障害、早死により失われた年数を示す障害調整生存年(DALYs)は2億5,500万に達しました。
全DALYsの16%を占めます。
30年にわたり10万以上の人を調査したアメリカの大規模な研究から、ナッツの摂取量が多い人ほど、死亡率が低いことがわかりました。
ナッツを週1回未満しか食べない人でも、まったく食べない人に比べれば、死亡率は7%低くなり、ナッツを毎日食べる人は死亡率が20%も低くなりました。
また、ナッツを食べる人は細身であることがわかりました。
どのような食事をすれば、ダイエットが長期的に成功するのか。
特定の食事と長期的な体重の変化との関連を調べる、大規模な研究しました。
最大20年にわたり、肥満ではない男女10万以上のアメリカ人を対象に、肥満を予防するための食事と生活習慣を調査しました。
結果、精製穀物、肉、揚げ物などの食事が、体重を増やすことがわかりました。
また、おやつに定番のポテトチップス、お菓子やデザート、砂糖が入った飲み物も、体重の増加と関連していました。
全粒穀物、果物、野菜、ナッツ、ヨーグルトの摂取は、体重を減らしました。
この中でも最も体重が減少したのは、ヨーグルトでした。
「健康的な食事プレート」は、お皿に盛られたもの、お弁当に詰められたものにかかわらず、健康的でバランスのとれた食事ができます。
健康や病気に関する様々な科学的データから、専門家たちによって考えられました。
食事において、炭水化物の質は炭水化物の量よりもより重要です。
野菜(ジャガイモ以外の)、果物、全粒穀物、豆などの炭水化物源は、他よりも健康的です。
カラフルで、種類が豊富な野菜と果物をできるだけ多く盛りましょう。フライドポテトなどジャガイモは野菜に含めません。
玄米、全粒の小麦、大麦、雑穀、オーツ、全粒粉パスタなどの食品。
魚、鶏肉、豆、ナッツ類などの食品。赤肉(牛肉、豚肉、羊肉、ヤギの肉)はできるだけ控えて、ソーセージなど加工肉は避けましょう。
オリーブ油、キャノーラ油、大豆油、コーン油、ひまわり油、ピーナッツ油などの植物性油。マーガリンなどトランス脂肪が含まれている油は避けましょう。
健康的な脂肪摂取源については、一日あたりのカロリー摂取に占めるどれくらいの割合まで摂取するのが良いのかについては定めていません。
牛乳や乳製品は一日当たり一杯ほどにおさえ、糖分入りの飲料は
糖分入りの飲み物は、カロリーの主な摂取源になるにもかかわらずほとんどの場合、栄養価が低いため避けましょう。
健康には活動的でいることも大切です。
飲料を飲む量が増えた場合に、長期的に体重がどのように変化するか、様々な飲料について調べました。
結果、飲料水とコーヒー、ダイエット飲料は、体重が減少して、糖甘味飲料とフルーツジュースは、体重が増加しました。
それぞれ1日1杯増えると、4年間での体重変化はこのようになりました。
飲料水の飲む量を長期的に増やすことにより、体重を減らすダイエット効果があります。
飲料水は熱産生を誘発し、代謝率を高める可能性があることが研究により示されています。
2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
海外における日本食レストラン数は、2017年時点で約12万店あります。
2013年に文化遺産に登録されてから、2017年までに海外の日本食レストラン数は倍増しました。
世界から注目を集めている和食ですが、国内では、外食の増加や食生活の欧米化により、和食離れが進んでいます。
国民1人当たりが食べる米の量は、50年で半減。その一方で、牛乳・乳製品や肉類は増加しています。
「1日にリンゴ1個で医者いらず」と言われますが、このことわざは、ウェールズ由来の英語のことわざが由来となっています。
リンゴ(あるいは果物や野菜一般)を食べることが健康によい効果をもたらす、という民衆の知恵を示したものです。
リンゴを始めとして、フルーツを幅広く食べることは、栄養やビタミンを摂るのに大切です。
クッキー、ケーキ、アイスクリームなど砂糖を加えたものを食べる代わりにフルーツを食べることは、甘いものが食べたい欲求を満たすためのより健康的な方法です。
フルーツを食べると体重が低下する、フルーツにダイエット効果があるということも、大規模な調査で研究結果がでています。
フルーツの多くは食物繊維をたっぷり含んでいるので、フルーツを食事に加えることで、血糖値の急上昇を防ぐのに役立ちます。
フルーツを食べることで、肥満や糖尿病を予防できる可能性があります。
それぞれのフルーツにある体に良い健康効果を知り、あなたの健康に役立ててください。
オリーブオイルを加熱すると、加熱過程でアルデヒドと呼ばれる有害な化学物質が生成されるため、食品を揚げるために植物油を使用するのは健康に悪いかもしれないことが示唆されました。
アルデヒドは、糖尿病や心臓病を含む病気の原因になると考えられています。
果糖(フルクトース)やアルコールの代謝の副産物としても、アルデヒドは体内で少量形成されています。
以前の研究では、オリーブオイルを癌や糖尿病と関連づけることさえありました。
しかし、試験した結果、オリーブオイルを発煙点より高い温度で調理しなければ、オリーブオイルのアルデヒド含有量は、他の植物油と比較してかなり軽減することができることがわかりました。