健康ライフGame

あなただけのストーリーをデザインする道具箱

5章 愛

真実の愛は幻想か?

"恋しい"と"愛しい"を合わせて恋愛です。英語では恋も愛も"love"ですが、日本語では異なりますね。

恋:人を好きになって、会いたい、いつまでも そばにいたいと思う、満たされない気持ち

愛:相手をたいせつに思い、つくそうとする気持ち

恋は「恋に落ちる(fall in love)」と表現されるように、一目惚れなど突如として降ってくるように本能的に起こります。

さらに「恋は盲目」と言われるように、理性的な判断ができなくなってしまいます。

愛は「愛情を注ぐ」と言われるように理性的ですが、見栄、所有欲、損得勘定など、愛とは別の気持ちも色々と入り混じってくるでしょう。

『未熟な愛は言う
「君が必要だから、愛してるよ」。

成熟した愛は言う
「愛してるから、君が必要だよ」』

-エーリヒ・フロム(社会心理学者・精神分析学者)-

愛しているから、結婚したいのか、
結婚したいから、愛しているのか、

理性と本能、
理想と現実、
どちらが正しいのでしょうか?

まずは自分を・・・

自分自身を好きになる

『まず自分を愛することから
始めなくてはなりません。

自分を愛することができなくて、
どうして人を愛することができるでしょう。

また自分を信じることができなくては、
人を信じることはできません。』

-エリザベス・キューブラー=ロス(精神科医)-

『自分自身に満足していない人間に、
いったい何ができるっていうんだい?』

-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-

『自分を熱愛し
自分を大切にせよ』

-志賀 直哉(小説家)-

美しさ

『芸術のための芸術は
美しいかも知れない。

しかし進歩のための芸術は
もっと美しいのである。』

-ヴィクトル・ユーゴー(詩人・小説家)-

『世界で最も素晴らしく、
最も美しいものは、
目で見たり手で触れたりすることはできません。

それは、心で感じなければならないのです。』

-ヘレン・ケラー(教育家・社会福祉活動家・著作家)-

『人生は愛という蜜をもつ花である。』

-ヴィクトル・ユーゴー(詩人・小説家)-

『若くて美しいことは、
自然のいたずら。

年をとっても美しいことは
芸術です。』

-エレノア・ルーズベルト(アメリカ国連代表・婦人運動家・文筆家)-

『その日、ひょっとしたら、
運命の人と出会えるかもしれないじゃない。

その運命のためにも、
できるだけかわいくあるべきだわ。』

-ココ・シャネル(ファッションデザイナー)-

男女の愛の違い

男と女は考え方が違うと感じることはあると思います。

理解できない!
となることもあるでしょう。

男は火星から、女は金星からやってきた、火星人と金星人であり、違う生き物にも関わらず、お互いが同じような考え方をしていると思うから、様々な問題や誤解が生じている・・・

と考えてみましょう。

異性が今までとは違って見えてくることでしょう。

結婚

ことわざがあります。
『一窯のパンを焼き損ねれば一週間、
収穫が悪ければ一年間、
不幸な結婚をすれば一生を棒に振る』

離婚率も高くなっている現代社会において、
結婚観は変わってきているので、
「不幸な結婚」という言葉の重みは薄らいでいる気もします。

しかし、今でも結婚相手というのは、
時間、お金、未来と、
お互いに共有するものが大きいので、
慎重に選ばないといけませんね。

結婚に対して、
華やかなイメージで描かれていることが多いですが、
現実には、それは結婚生活において
ただの一面に過ぎないのではないでしょうか。

共有する時間が増えるほど、
合わないところ、嫌なところも見えてきます。

生活感の違い、考え方の違い、
譲れない部分でぶつかり合いも生じます。

当たり前だと思ってたこと、
当たり前だと思ってきたことが、
相手にとって全然違っていた
なんてことは育った家庭や環境が違えば当然です。

結婚で後悔しないために、何が大事でしょうか?