あなたは年を取るのは嫌ですか?
「歳を取ること」の捉える方で寿命が変わったという驚きの調査結果が出ています。
イェール大学の研究で、20年にわたって中年の男女を調査をしました。
年齢を重ねることを「ポジティブに捉えている人たち」は、「ネガティブに捉えている人たち」よりも、平均寿命が7.6年長かったのです。
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あなたは年を取るのは嫌ですか?
「歳を取ること」の捉える方で寿命が変わったという驚きの調査結果が出ています。
イェール大学の研究で、20年にわたって中年の男女を調査をしました。
年齢を重ねることを「ポジティブに捉えている人たち」は、「ネガティブに捉えている人たち」よりも、平均寿命が7.6年長かったのです。
1500人を80年間追跡調査 米国研究資料「長寿と性格」による研究結果は
性格を変えることで、寿命が変わる
という、それはあらゆる常識を覆すものでした。
長期間にわたって多くの人間を追跡調査し、その人達の性格や人生を分析した本『The Longevity Project』(直訳:長寿計画)に書かれています。
長寿な人の割合が非常に高い地域は、ブルーゾーンと呼ばれています。
このブルーゾーンに住む人達は、60歳を超えても活動的で、見た目も若々しく、とても元気です。
デーニッシュ・ツイン・スタディという調査によると、人の寿命を決めるもののうち、10%だけが、生物学的なもの、遺伝子です。
残りの90%はライフスタイルで決まります。
では、健康と長寿になれるライフスタイルはどのようなものか?
米国人研究者ダン・ベットナー(1960年生まれ)が、2004年から専門家グループ(医者、人類学者、人口学者、栄養学者、疫学者たち)とチームを組み、世界にあるブルーゾーンを調査をしました。
2015年の「ランセット」誌に 掲載された論文によると
という、興味深い事実があります。
なぜ男性よりも女性の方が長生きなのか?
この要因こそ長寿の秘訣かもしれません。
心理学者で、ハーバード大学の心理学教授スーザン・ピンカーの研究をみてみましょう。
47都道府県の中で、最も長生きな都道府県は‥‥
「長野県」。
次いで「滋賀県」。
逆に最も短命な県は‥‥
「青森県」。
2017年12月13日、厚生労働省は最新の都道県別の平均寿命を公表しました。
日本人の平均寿命が男性80.75歳、女性86.99歳と過去最高を更新!
都道府県別では、第1位の滋賀県と最下位の青森県では男性は3.11歳、女性は第1位の長野県と最下位の青森県では1.74歳の開きがありました。
46都道府県(熊本地震により熊本県を除いた)の中で、最も健康で長生きな都道府県は‥‥
「山梨県」。
次いで「愛知県」。
逆に最も短命な県は‥‥
「徳島県」。
次いで「奈良県」。
日本人の健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均)が男性72.14歳、女性74.79歳と過去最高を更新!
都道府県別では、第1位の山梨県と最下位の秋田県では男性は2.00歳、女性は第1位の愛知県と最下位の広島県では2.70歳の開きがありました。
日常生活に制限のある期間(平均寿命 - 健康寿命)の全国平均(2016年)は、男性で8.84年、女性で12.34年です。
2016年の健康寿命は、2010年と比較して男性で1.72年、女性で1.17年増加しました。
同期間における平均寿命は、男性で1.43年(79.55年→80.98年)、女性で0.84年(86.30年→87.14年)増加しました。
全国の市区町村の中で、最も長生きな市区町村は‥‥
男性「神奈川県 横浜市 青葉区」の平均寿命83.3歳。
女性「沖縄県 中頭郡 北中城村」の平均寿命89.0歳。
逆に最も短命な市区町村は‥‥
男性「大阪府 大阪市 西成区」の平均寿命73.5歳。
女性「大阪府 大阪市 西成区」の平均寿命84.4歳。
2018年4月17日、厚生労働省は最新(2016年12月31日時点のもの)の生命表における市区町村(区は特別区及び行政区としている)を公表しました。
日ごろ楽しんでいる運動の種類によって、平均余命に大きな差があるという驚きの研究報告が出ました。
運動の種目ごとに平均余命を分析したところ、テニスをしている人は、運動していない人に比べ、9.7年も平均余命が長かったのです。
つまりテニスをすることで10年近く長生きする可能性があるという結果です。
運動することが重要に思えますが、より長い時間を運動に費やしていたスポーツジムでのエクササイズは、運動していない人に比べ、平均余命が1.5年しか延びませんでした。
テニスをすることは、スポーツジムでエクササイズすることに比べて約6倍も平均余命が長くなり、単純に運動すれば、それだけ長生きできるとは言えない結果となっています。