『病人に食べさせると、
病気を養うことになる。
一方、食事を与えなければ、
病気は早く治る。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
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『病人に食べさせると、
病気を養うことになる。
一方、食事を与えなければ、
病気は早く治る。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『病人の概念は存在しても、
病気の概念は存在しない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『病気は食事療法と
運動によって治療できる。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『老人は若者より病気は少ないけれども、
老人の病気は彼らから去らず。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『病を悪、
健康を善とするだけなら、
こんなつまらない人生はないわよ。』
-樹木 希林(女優)-
『病気って、魔法みたいに、
全く気づかなかった人生の
とっても大事なことを、
いとも簡単に気づかせてくれる
ということもある。
例えば、家族の暖かさだとか
友達の優しさだとか、
その当たり前の身の回りにある事が
どれだけ大事なことか、
どれだけ素敵かっていうことをね、
すごく簡単に気づかせてくれるんですよ。』
-須磨 久善(外科医)-
『病気の境遇に処しては、
病気を楽しむということにならなければ、
生きていても何の面白味もない。』
-正岡 子規(俳人・歌人)-
『死は恐ろしくはないのであるが、
苦が恐ろしいのだ。』
-正岡 子規(俳人・歌人)-
自然治癒力は、人工的な薬物を投与したりしなくても、生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力です。
「自己再生機能」と「自己防衛機能」に分けることができます。
自己再生機能
体が外傷などを負った時に、傷を治す機能のこと。
自己防御機能
生体の外部から浸入してくるウイルス・細菌類と戦う機能のこと=「免疫」。
砂糖は過剰摂取により、健康への影響や、様々な病気を引き起こす原因となっているという意見があります。
不健康な食事が原因で、世界で年間に1000万人以上が死亡しているという調査結果が、2018年11月に発表されました。
死亡した人の5人に1人で不健康な食事が原因になっており、その影響は高血圧や喫煙よりも深刻です。
食事をどのように摂るかという問題は、2型糖尿病、心血管疾患などの慢性的な健康障害に直結しています。
食事を改善することで、5人に1人の死を防ぐことができます。
ワシントン大学の健康基準・評価研究所(IHME)のアシュカン アフシン博士は次のように述べています。
「不健康な食事はどんな人でも深刻な問題になりえます。
年齢や性別、地理的な影響、経済状態などに関わらず、早死の原因になるのです」
2017年に不健康な食事が、世界の1,090万の死亡の原因になっています。
これは成人の死亡の22%を占めることが明らかになりました。
病気や障害、早死により失われた年数を示す障害調整生存年(DALYs)は2億5,500万に達しました。
全DALYsの16%を占めます。
最近、よく目が乾く、目が疲れやすい、、
もしかすると、それはドライアイかも知れません。
携帯電話の画面やテレビ、パソコンなどを見続ける生活により、知らず知らずのうちに目を酷使していませんか?
涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の成分が変化することによって、目の表面を潤す力が低下した状態をドライアイと呼びます。
ドライアイが進行すると、視力低下や痛み、角膜上皮剥離(角膜が乾燥してはがれる病気)を発症してしまうこともあります。
現在、日本では約2,200万人もの人がドライアイといわれています。
さらにオフィスワーカーの3人に1人がドライアイという報告もあり、年々増加傾向にあります。
ドライアイは目の病気と思っているかもしれませんが、運動を続けるなど生活習慣を改善することで、ドライアイの症状が軽減することがわかりました。
スマートフォン(スマホ)など、LEDを用いた液晶画面の光に多く含まれるブルーライトは、目や体に悪影響を及ぼすのか。
2018年に、ブルーライトの刺激によって、目の細胞は傷つく可能性がある、という報告がありました。
Scientific Reports誌に掲載された論文をきっかけに
など、様々な報道が相次ぎました。
ブルーライトが角膜や網膜といった目の組織に与える影響はまだよく分かっていないため、慎重な検討が必要です。
ブルーライトは、体内時計(サーカディアンリズム)を整える、健康を維持する上で重要な役割を果たしています。
夜のブルーライトが、メラトニンの分泌を減少させ、体内時計を狂わせます。不眠症などの睡眠障害の原因となります。
これは、数種類のがん(乳がん、前立腺がんなど)や糖尿病、心臓病、肥満などさまざまな生活習慣病の発症リスクを高める要因の一つとされています。
日本における自殺者の原因・動機の圧倒的トップは「健康問題」です。
2018年では、健康問題が理由で1万人以上が自ら命を絶っています。
自殺の多くは、多様かつ複合的な原因、背景があり、様々な要因が連鎖する中で起きています。
しかし、健康問題が原因・動機の自殺者数は、経済・生活問題や家庭問題、勤務問題の3倍~5倍の自殺者数で、突出した1位となっています。
自殺の原因・動機となっている健康問題は何でしょうか?
高血圧は、世界で死亡した最大の個人的リスクで、2013年に世界中で1040万人が死亡しました。
高血圧が原因で死亡した人は、死亡した全体の5人に1人にもおよぶ割合です。
高血圧が死亡率に与える影響は、1990年から2013年の間に男性で約59%、女性で約40%増加しました。
2013年、男女ともに世界で最も多い死亡者数に関連するリスクのランキングです。
日本の高血圧有病者数は男性2,300万人、女性2,000万人と男女ともに多く、合わせて推定4,300万人が高血圧です。
日本の人口1億2400万人の3人に1人が高血圧です。高血圧は様々な病気と関わっていています。
脳卒中、心筋梗塞、心不全などの循環器疾患による死亡の最大の原因になっています。腎臓病や認知症にもなりやすくなります。
高血圧による脳卒中の増加から、その後遺症とともに要介護の大きな原因になっていたり、国民医療費の増加にも関連しています。
ただし高血圧だからといって、すぐに降圧剤(血圧を下げる薬)に頼らないでください。薬には副作用があります。
血圧が高い原因の大半は、生活習慣にあります。
まずは生活習慣を見直して、改善しましょう!
断食(だんじき)とは、全てまたは一部の食べ物や飲み物を一定期間断つ(食べない)ことです。
断食は英語でFasting(ファスティング)ですが、一般に同じ意味としてではなく、
断食:
水だけを摂取して、他の食べ物・飲み物を断つとき
ファスティング:
酵素ドリンク・野菜スムージー・フルーツジュースなどの特定の飲み物を摂取して、食べ物を断つとき
に使われることが多いです。
医療行為や民間医療として、病気を治療するために断食をおこなうときには、「絶食」という呼び方が使われることも多く、絶食療法と呼ばれます。
病気を治療するために、食事を摂らない絶食療法(断食療法、ファスティング・セラピー)をおこなう医療施設があります。
専門病院内での断食(ファスティング)の安全性を研究しました。
肥満ではない人を含む1422人の参加者が、4~21日の断食期間からなる絶食プログラムに参加しました。
参加者は、毎日のカロリー摂取量200~250kcalで断食しました。
断食により、参加者の体重・腹囲・血圧が低下しました。
また血糖値を正常範囲へ低下させ、ケトン体レベルが増加し、グルコースから脂肪酸由来ケトンへの代謝スイッチの切り替えを記録しました。
断食する前と比較して、身体的幸福感と精神的幸福感の幸福度が上がりました。
驚いたことに参加者の93.2%が空腹感を感じていませんでした。
健康上の不満をかかえた404人の参加者のうちの341人、84.4%の人が断食によって改善したと報告しました。
辛いと報告したのは参加者の1%未満でした。
1422人の参加者からの結果は、4日~21日まで続く断食(ファスティング)が安全で、健康改善の可能性が高いことが示されました。
医療目的での断食は、ヨーロッパでは長い伝統があり、「Fasting Therapy(ファスティング セラピー)」と呼ばれています。
ファスティング セラピーは、専門の断食病院または統合医療の臨床部門における明確な治療アプローチとして確立されています。
日本では絶食療法(断食療法)と呼ばれ、民間療法や代替療法になるかと思いますが、あまり知られていません。
治療よりもダイエットやアンチエイジングを目的としたファスティングの方が注目されてますね。
動脈硬化、またはアテローム性動脈硬化症は、心臓病の主な原因となっています。
動脈硬化は、カルシウムが血管の弾性壁に沈着することによって引き起こされ、動脈が狭くなり、硬くなり、血流を妨げます。
これは加齢とともに起こるプロセスで、糖尿病や腎臓病を患っている患者ではさらに悪化します。
高血圧、そして最終的には命にかかわる心臓発作を引き起こす可能性があります。認知症や脳卒中に関連しています。
リーキーガット症候群とは、腸のバリア機能が崩れて、有害物質が腸から血管に入り込み、体内で炎症が起きる症状です。
肥満、糖尿病、アレルギー疾患、精神疾患、じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎、クローン病とも関係していると考えられています。
アトピー性皮膚炎をはじめ、じんましん、喘息などアレルギー疾患と関係していると考えられているリーキーガット症候群。
他にも、肥満、糖尿病、疲労感、下痢・便秘、クローン病、精神疾患などの症状や病気が、リーキーガット症候群になると引き起こされることがあります。
この原因の一つとされているのが、真菌(カビ)のカンジダ菌の増殖です。
カンジダは、正常な場合でも皮膚、口腔、腸管、腟など存在しています。
通常は、カンジダがこのような部位で症状を引き起こすことはありません。
しかし、何かしらの原因で他の菌のバランスを崩れた場合、異常に増殖して、日和見感染「カンジダ症」を起こすことがあります。
ヒトの皮膚や消化管には、様々な常在菌が生息しています。体は害のある菌から、この常在菌によって守られているのです。
皮膚、口腔、腸管、腟などに存在している真菌のカンジダ菌も常在菌です。通常は、カンジダ菌が体に害となることはありません。
しかし、何かしらの原因で他の菌のバランスを崩れた場合、カンジダ菌が異常に増殖して、日和見感染「カンジダ症」を起こすことがあります。
真菌はカビなので、体にカビが生えるような状態です。体はカンジダ菌に対する免疫応答で、炎症をおこします。
増殖したカンジダ菌と炎症により、体に様々なトラブルを引き起こします。
さらにカンジダ症は悪化するほど、治療が大変になります。早期の対処が必要です。
カンジダ症の中でも、特に厄介な全身の影響を与える腸カンジダは自覚症状がなく、感染していても気づくのが難しいです。
また膣カンジタ等に関しては多くの検査キットが出回っていますが、腸カンジダの検査は良い検査が少ないのです。
まずは見えるところや症状からチェックしてみましょう。