"恋しい"と"愛しい"を合わせて恋愛です。英語では恋も愛も"love"ですが、日本語では異なりますね。
恋:人を好きになって、会いたい、いつまでも そばにいたいと思う、満たされない気持ち
愛:相手をたいせつに思い、つくそうとする気持ち
恋は「恋に落ちる(fall in love)」と表現されるように、一目惚れなど突如として降ってくるように本能的に起こります。
さらに「恋は盲目」と言われるように、理性的な判断ができなくなってしまいます。
愛は「愛情を注ぐ」と言われるように理性的ですが、見栄、所有欲、損得勘定など、愛とは別の気持ちも色々と入り混じってくるでしょう。
『未熟な愛は言う
「君が必要だから、愛してるよ」。
成熟した愛は言う
「愛してるから、君が必要だよ」』
-エーリヒ・フロム(社会心理学者・精神分析学者)-
愛しているから、結婚したいのか、
結婚したいから、愛しているのか、
理性と本能、
理想と現実、
どちらが正しいのでしょうか?
『遠くて近きは男女の仲』
(男と女は遠く離れているように見えて、意外と結びつきやすいものである)
愛されたい!
『「愛されていない」のではない。
自分が自分を愛していないのである』
-植西聰(心理カウンセラー)-
『与えようとばかりして
貰おうとしなかった。
なんと愚かで、
自惚れで、短気で、
大げさな愛ではなかったか。
ただ相手に与えるだけではいけない。
相手からも貰わなくては。』
-フィンセント・ファン・ゴッホ(画家)-
『愛されたいなら、
愛して、愛らしくせよ。』
-ベンジャミン・フランクリン(政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者)-
『愛を得るには、
愛される人間でなければならない。』
-ウォーレン・バフェット(投資家・経営者・慈善家)-
『もし君が人に愛されようと思うなら、
まず君が人を愛さなければならない。』
-セネカ(ローマ帝国の政治家・哲学者・詩人)-
『愛されることは幸福ではない。
愛することこそ幸福だ。』
-ヘルマン・ヘッセ(小説家・詩人)-
『100万ドルで愛が買えるなら安いものだ。
しかし、現実には誰かに愛されたいと思ったら、
あなた自身が愛される人物になるしかない。
見返りを求めてしまうのは人間の性だが、
あなたが何かを与えなければおそらく、
あなたには何も与えられないだろう。』
-ウォーレン・バフェット(投資家・経営者・慈善家)-
『騙されないで
人を愛そう、愛されようなんて
ずいぶん虫のいいことだ。』
-川端 康成(小説家)-
『恋というやつは
待つことを知らないもので、
これがいったん若い男女の
血の中に入ったが最後、
近くの者が許してくれるまで
待つなんてことがあったら、
それこそ奇蹟というものだ。』
-ジョルジュ・サンド(作家)-
『恋は思案の外』
(男女の愛情・恋情は、常識で説明できるものではない)
恋は理性を失わせるもので、常識や理屈でははかれない
嫉妬
『嫉妬の中には、
愛よりも自愛のほうが
多くひそんでいる』
-ラ・ロシュフコー(フランスのモラリスト)-
『嫉妬とは妻が疑わしくなることではなく、
自分自身が疑わしくなることである。』
-オノレ・ド・バルザック(小説家)-
『嫉妬とは、
愛の保証への要求である。』
-トルストイ(小説家・思想家)-
『男の嫉妬の本当のギリギリのところは、
体面を傷つけられた怒りだと
断言してもよろしい。』
-三島 由紀夫(小説家・劇作家)-
『我々が人生で直面する
憎しみのほとんどは、
単に嫉妬か、あるいは
辱(はずかし)められた愛にほかならない。』
-カール・ヒルティ(法学者・哲学者・政治家・文筆家)-
愛とは幻想
『人間は行動を約束することはできても、
感情は約束できない。
自己欺瞞なしで永遠の愛を誓うものは、
愛情の見せかけを永遠に約束するものだ』
-ニーチェ(ドイツの哲学者)-
『まことの恋というものは、
誰もが口にするが、
実際に見たものは一人もいないという、
まるで幽霊のようなものである。』
-ラ・ロシュフコー(フランスの貴族・モラリスト文学者)-
『初恋の魅力は
「恋は決して終わらない」
と思える無知にある。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
『男が誓うと、女は裏切るものだ』
-シェイクスピア(劇作家)-
『美女が女神だと思うなんて、
なんという奇妙な勘違いだろう。』
-トルストイ(小説家・思想家)-
『女は非常に完成した悪魔である。』
-ヴィクトル・ユーゴー(詩人・小説家)-
『女を美しくするのは神であり、
女を魅惑的にするのは悪魔である。』
-ヴィクトル・ユーゴー(詩人・小説家)-
『相手を批判するということを全然せずに、
ただもう愛するということに夢中になっていると、
必ず相手に裏切られることになる』
-ジューナ・バーンズ(作家)-
『恋愛は狂気ではない。
が、両者には共通点が多い。』
-トーマス・カーライル(歴史家・評論家)-
『恋は治療し得ない病である。』
-ジョン・ドライデン(詩人・劇作家)-
『恋に対する治療法は、
よりいっそう愛すること以外にない。』
-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-
『愛の中には、
つねにいくぶんかの狂気がある。
しかし狂気の中にはつねにまた、
いくぶんかの理性がある。』
-ニーチェ(ドイツの哲学者)-
『人間のむなしさを知ろうとするなら、
恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい。』
-ブレーズ・パスカル(哲学者・物理学者・数学者)-
偽物の愛
『愛と所有の陶酔とを混同してはならない。
所有の陶酔は最悪の苦しみを伴う』
-サン・テグジュペリ(フランス作家)-
『事情が変われば
己も変わるような愛、
相手が心を移せば
己も心を移そうとする愛、
そんな愛は愛ではない。』
-シェイクスピア(劇作家)-
愛の喜び
『恋なき人生は
死するに等しい。』
-マルティン・ルター(神学者・教授・作家・聖職者)-
『君の愛は、私を
最も幸せな男にするのと同時に
最も不幸な男にもする。』
-ベートーヴェン(作曲家)-
『恋愛とは
人間が地上で味わうことができる
最大のよろこびを
人間に獲させる狂気の沙汰である。』
-トーマス・カーライル(歴史家・評論家)-
『恋の苦しみは、
あらゆるほかの悦びよりずっと愉しい。』
-ジョン・ドライデン(詩人・劇作家)-
『恋は炎であると同時に
光でなければならない。』
-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-
『恋愛だって芸術だって、おなじだ。
一体なんだ。
全身をぶつけること。
そこに素晴らしさがある。』
-岡本 太郎(芸術家)-
『異性に心を奪われることは、
大きな喜びであり、
必要不可欠なことです。
しかし、それが人生の
中心事になってはいけません。
もしそうなったら、
人は道を見失ってしまうでしょう。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『恋は限りない方法で私たちを喜ばせる。
ただし、私たちから平安を
奪い去るということを除けば。』
-ジョン・ドライデン(詩人・劇作家)-
『職場に好きな人を一人作ると
仕事行くのが凄く楽しくなるんよね。
別に、その人とそういう関係に
なろうとかはこれっぽっちも・・・
思ってるんだけど。』
-明石家さんま(お笑いタレント・司会者)-
恋を知る
『恋に勉強なんてないんや。
勉強したつもりでも、
新しい恋が始まって気が付いたら
また何にもわかってない自分がおる。
それが恋ってもんや。』
-明石家さんま(お笑いタレント・司会者)-
『できるだけ女に話しかけなさい。
男にとってそれが最高の勉強なのだから。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
恋は変わる
『満ち足りてしまった恋は、
すぐに、退屈になってしまうものである。』
-オウィディウス(古代ローマの詩人)-
『愛が恐れているのは、
愛の破滅よりも、むしろ、
愛の変化である。』
-ニーチェ(ドイツの哲学者)-
『ある毒素が他の毒素によって
追い払われるように、
恋は他の恋によって癒される。』
-ジョン・ドライデン(詩人・劇作家)-
恋と時間
愛は時を忘れさせ、
時は愛を忘れさせる。
『短い不在は恋を活気づけるが、
長い不在は恋を滅ぼす。』
-ミラボー(フランス革命初期の中心的指導者)-
『恋の始まりは瞬間でも、
つきあいが長引くかどうかは、
美醜よりも
人間味に
かかわる問題だ。』
-岡本 太郎(芸術家)-
恋の終わり
『恋の終わりは、
自分から立ち去ること。』
-ココ・シャネル(ファッションデザイナー)-
『愛がなくなったのに、
一緒にいることほど
惨めなことはありません。』
-ココ・シャネル(ファッションデザイナー)-
一人だけを
『愛とは、
大勢の中からたった一人の
男なり女なりを選んで、
ほかの者は決して
かえりみないことです』
-トルストイ(ロシアの小説家)-
『恋は決闘です。
もし右を見たり
左を見たりしていたら
敗北です。』
-ロマン・ロラン(作家)-
『「すべての人を愛している」
と言う人は、
人を個人的に愛することの
責任逃れの口実を
言っているにすぎない。』
-C・S・ルイス(学者・作家)-
育てる愛
『長い間一緒に暮らして、
その間に芽生える感情こそが「愛」で、
そのことの方が恋愛よりもずっと大事』
-谷川俊太郎(詩人・翻訳家・脚本家)-
『私たちは完璧な愛を創る代わりに、
完璧な恋人を探そうとして
時を無駄にしている。』
-トム・ロビンズ(小説家)-
『愛とは、育てなくてはいけない花のようなもの』
-ジョン・レノン(ミュージシャン)-
『愛はもっともすばやく育つものに見える、
だがもっとも育つのに遅いもの、
それが愛なのだ』
-マーク・トウェイン(作家・小説家)-
『大恋愛も、
耐え忍ぶことが大切です。』
-ココ・シャネル(ファッションデザイナー)-
愛する
『愛されることより
愛することを。
理解されることよりは
理解することを。』
-マザー・テレサ(修道女)-
『最高の人間関係とは、
お互いを必要とする気持ちよりも、
お互いを愛する気持ちのほうが、
上回っているものであることを、
忘れないようにしなさい。』
-ダライ・ラマ14世(僧侶・政治家)-
『愛をうまく告白しようとか、
自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、
構える必要はない。
きみの体全体が愛の告白なのだ。』
-岡本 太郎(芸術家)-
受け入れる
『愛とは相手に変わることを要求せず、
相手をありのままに受け入れることだ。』
-ディエゴ・ファブリ(劇作家・小説家・脚本家)-
愛を信じる
『もう一度、愛を信じる勇気を持って。
そう、いつも、もう一度。』
-マヤ・アンジェロウ(活動家・詩人・歌手・女優)-