無知の知
古代ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、
知恵者と評判の人物との対話を通して、
「自分の知識が完全ではないことに気がついている」
言い換えれば、無知であることを知っている点において、
「知恵者と自認する相手よりわずかに優れている」
と考えました。
また
「知らないことを知っている」
と考えるよりも、
「知らないことは知らないと考えるほうが優れている」
とも考えました。
『私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。』
-ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)-
『やっかいなのは、
何も知らないことではない。
実際は知らないのに、
知っていると
思い込んでいることだ。』
-マーク・トウェイン(作家)-
『知らざるを知らずとなす
これ知るなり』
(知らないことを知らないと自覚する。
それが本当の知るということ。)
-孔子(思想家・哲学者)-
『唯一の真の英知とは、
自分が無知であることを
知ることにある。』
-ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)-
『最もよく知っている人間は、
自分がほとんど知らないことを知っている。』
-トーマス・ジェファーソン(第3代米国大統領)-
『自分自身が無知であることを
知っている人間は、
自分自身が無知であることを
知らない人間より賢い。』
-ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)-
『無知であることは、
無知に無知であることほど
危険ではない。』
-シドニー・ハリス(ジャーナリスト・コラムニスト)-
『我々が知りうる唯一のことは、
我々は何も知らないということである。
そして、これが人間の知恵が飛翔しうる
最高の高みなのだ。』
-トルストイ(小説家・思想家)-
『無知であることを自覚するのは、
知識向上の大きな一歩である。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
『学べば学ぶほど、
何も知らないということが
分かるようになる。
何も知らないと分かるようになるほど、
もっと学びたくなる。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『人は生まれたとき無知であって、
ばかではない。
教育によってばかになるのだ。』
-バートランド・ラッセル(論理学者・哲学者・数学者)-
『自分の知識をひけらかしてばかりいたら、
成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、
どうしてできるだろうか。』
-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-
『勝者はたとえ他人から
専門家だと思われていても、
まだ学ぶべきことが
多くあるのを知っている。
敗者は自分がいかにものを
知らないかを学ばずに、
他人から専門家だと思われたがる。』
-シドニー・ハリス(ジャーナリスト・コラムニスト)-
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
(その時は恥ずかしいと思っても、知らないことを恥ずかしがったり、知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべき)
『正直に自分の無知を
認めることが大切だ。
そうすれば、必ず
熱心に教えてくれる人が現れる。』
-ウォルト・ディズニー(アニメーター・プロデューサー・実業家)-
『私たちは誰もが
無知で生まれていますが、
愚かなままにならないように、
努力する必要があります。』
-ベンジャミン・フランクリン(政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者)-
『自分の他に、
敵は存在しません。
無知よりも暗い闇はないのです。』
-ジェームズ・アレン(作家)-
『無知であることより、
学ぼうとしないことのが恥ずかしい。』
-ベンジャミン・フランクリン(政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者)-
『愚か者は不思議に思い、
賢者は尋ねる。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
『己が境界にあらざるものをば、
争うべからず、是非すべからず。』
(自分の領域でないことについて、人と競い争ったり、良し悪しを論じたりすることは、すべきではない)
-吉田 兼好(官人・遁世者・歌人・随筆家)-