国連が幸福度調査のレポート「世界幸福度報告」の中で『世界幸福度ランキング』を発表しています。
このランキングは「GDP」や「健康寿命」など、幸福度の要因と考えられるを含む6つの項目を分析して、寄与度を数値化したものです。
国の人が自分で「幸せと感じているか?」のランキングではありません。
では実際にその国に住んでいる人が「自分が幸せ」だと感じている国はどこでしょうか。
スイスの「WIN/Gallup International」という調査機関が発表している、世界の「純粋幸福度」ランキングです。
国際連合が2018年の『世界幸福度ランキング』を発表しました。
日本は世界156カ国の中で54位でした。
2018 世界幸福度ランキング
第1位~第20位です。
- フィンランド
- ノルウェー
- デンマーク
- アイスランド
- スイス
- オランダ
- カナダ
- ニュージーランド
- スウェーデン
- オーストラリア
- イスラエル
- オーストリア
- コスタリカ
- アイルランド
- ドイツ
- ベルギー
- ルクセンブルク
- アメリカ合衆国
- イギリス
- アラブ首長国連邦
一部の国のランキングを抜粋します。
- 第23位 フランス
- 第47位 イタリア
- 第54位 日本
- 第57位 韓国
- 第59位 ロシア
- 第86位 中国
世界で一番幸せな国は、フィンランドでした!
「幸せホルモン」や「幸福ホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、脳内で働く神経伝達物質のひとつです。
ドーパミン(快感をもたらす)やノルアドレナリン(積極性を高める)などをコントロールして、感情や精神の安定に深く関わっています。
また、セロトニンは精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
睡眠、生体リズム調節、脳の覚醒に関わり、メラトニンとは逆に昼に多く分泌され、夜は分泌量が低下します。
またホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御しています。
オキシトシン(Oxytocin)は、幸せホルモンと呼ばれますが、他にも数々の呼ばれ方をしているホルモンです。
- 抱擁ホルモン
- 愛情ホルモン
- 恋愛ホルモン
- 信頼ホルモン
- 絆ホルモン
- 思いやりホルモン
- 癒しホルモン
- 母乳ホルモン
呼ばれ方の通り、ホルモンを分泌すると、愛情や信頼などの感情を呼び起こします。共感力を高め社会性を強化するのです。
触れ合う、スキンシップ、ハグしたときなどに、ホルモンが出ますので抱擁や恋愛ホルモンと呼ばれます。
幸せホルモンが影響する人間関係
性別が違うと家庭、仕事、お金に対しての考え方に開きがあるため、恋人と別れたり、離婚の原因となります。
異性間でオキシトシンの分泌を増やすことは、愛情や信頼関係を築き、関係を保つために特に重要なことです。
男女間だけではなく、同性や家族、ペットとの触れ合いでもオキシトシンが出ます。
集団生活や社会的行動など、人のつながりに大きな影響があります。
ストレスは敵?
ストレスは体に悪いというイメージが強いですが、ストレス自体には良いも悪いもありません。
ストレス反応への受け止め方によって、ストレスが人を死に追い込むこともあれば、ストレスが人を賢く強くすることもあるのです。
世界でストレスが原因とみられる心と体の病が急増しています。
「キラーストレス」と呼ばれるストレスは、人の体に「ストレス反応の暴走」を引き起こして、脳細胞や血管を破壊し、人を死に追い込む病です。
ストレスの考え方や対処の方法を知ることによって、ストレスから守るだけでなく、ストレスから心にも体にも良い影響を受けることができます。
ストレスを対処する方法を知り、ストレスを武器に変えましょう。
ストレスを武器にするには
ストレスは自分を賢く強くするために起こっていて
何かが起きた時に、
"なぜ"ではなく"何のために"
起きたのか?
と考えることが重要です。
ストレスは健康に悪いから、
なるべく避けたり、減らしたりしなければならない
ではなく
ストレスは役に立つから、
受け入れて、成長するための原動力にしよう!
と考えてみましょう。
幸せの種類
幸福感は、物質的で安易な快楽型の幸福感と、高尚な生きがい型の幸福感の2種類の幸福感に分けることができます。
どちらも気分の良くなりますが、遺伝子レベルでは全く逆の反応をします。
"幸せ"とは何でしょう?
人それぞれ答えは違うかと思います。
想像してみてください。
あなたが幸せではないなら・・・
幸せがお金で買えるとしたら、
あなたは一日、いくらなら買いますか?
あなたが幸せなら・・・
あなたの幸せはお金でどのくらいの価値があるでしょうか?
いくらなら売りますか?
ここに幸せになる方法があります!