『スポーツ選手にとって
運動神経と筋肉の育成が
不可欠であるように、
学者にとって頭脳の育成が
必須であるように、
真に主体的な人にとっては
良心を育成することが
必要不可欠である。
定期的に精神を高めてくれる書物を手にし、
常に気高い志を抱き、
そして何よりも
その良心の小さな、か細い声をよく聴き、
それに従って生活することが必要なのだ。』
-スティーブン・R・コヴィー(作家・経営コンサルタント)-
『富は良心をもたらさない。
しかし良心は、
富ばかりでなく、
望まれるもの全てを、
個人にも国家にももたらすのである。』
-ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)-
『道徳は最も重要なことです。
神にとってではなく、
私たちにとって。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『人間は、自分で努力して得た
結果の分だけ幸福になる。
ただしそのためには、何が
幸福な生活に必要であるか知ることだ。
すなわち簡素な好み、
ある程度の勇気、
ある程度までの自己否定、
仕事に対する愛情、
そして何よりも、清らかな良心である。』
-ジョルジュ・サンド(作家)-
『失われうるものを
富と呼んではならない。
徳こそ本当の我々の財産で、
それを所有する人の
本当の褒美(ほうび)なのである。』
-レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家・科学者・発明家)-
『わたしは貴族ではないが、
貴族にもまさる高貴な心をもっている。
人間を高めるのは、身分ではなく、心だ。』
-モーツァルト(作曲家・演奏家)-
『たとえ国家が要求したとしても
良心に反することは決してしてはならない。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『学問のある人とは、
本を読んで多くのことを知っている人である。
教養のある人とは、
その時代に最も広がっている知識やマナーを
すっかり心得ている人である。
そして徳のある人とは、
自分の人生の意義を理解している人である。』
-トルストイ(小説家・思想家)-
『正義はその行動において真実である。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
『いかに善を思っても、
行いによって善を表さなければ、
善人とは言えない。
それは、悪いことを考えていると言っても、
実際に悪事をしなければ
悪人といえないのと同じである。
従って私はどんな小さなことでも、
実際に善を行うことを尊ぶ。
善心が起きたら、
すぐに実行するのが良い。』
-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-
『どんなに金言名句を
たくさん知っていても、
どんなに良い気質を備えていても、
機会が来るたびに
具体的に行動に出なければ、
人格は少しも向上しない。』
-ウィリアム・ジェームズ(哲学者・心理学者)-
『この世界は悪によって
破壊されるのではない、
それを見ていて
何もしない者によって
破壊されるのだ。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『残酷さと搾取によって
財産を獲得した人は、
たとえ規則的に教会に行き、
不正に獲得した収入の一部を
公共事業に寄付したとしても、
"不道徳な人間"と
見なされなくてはならない。』
-バートランド・ラッセル(論理学者・哲学者・数学者)-
『わたしの唯一の義務、
それは、常に、
私が正しいと思うことを
行うことである。』
-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-
『人間にとって最も大切な努力は、
自分の行動の中に
道徳を追求していくことです。
私たちが内面的なバランス、
そして存在そのものが、
そのことにかかっています。
行動に現れる道徳だけが、
人生に美と品位をもたらします。』
-アインシュタイン(物理学者)-
『模倣も極致に到着すると
真実と同様になる。
この真理に則って、
善いという事は極力、
模倣に専念すべきである。』
-中村 天風(実業家・思想家・ヨーガ行者)-
『あなたの心が
正しいと思うことをしなさい。
どっちにしたって批判されるのだから。』
-エレノア・ルーズベルト(アメリカ国連代表・婦人運動家・文筆家)-
『勇気と品性のある人々は、
その他の人々から常に
薄気味悪く思われる。』
-ヘルマン・ヘッセ(小説家・詩人)-
『人はただ義を行なえばいいので、
他人の下らない批判について
くよくよ思い悩むべきではない。』
-ジョージ・マクドナルド(小説家・詩人・聖職者)-
『世々の道をそむく事なし』
自分の信念(道)を追求していくが、
世の中の正しい道(道徳)に反する
おこないはしない。
-宮本 武蔵(剣術家・兵法家・芸術家)-
『人として間違った道はありますよね。
王道、つまりまっすぐな道を歩く途中で、
失敗したり迷ったりすることはありますが、
軸がぶれるとダメですね。』
-安藤 忠雄(建築家)-
『道徳を忘れた経済は、罪悪である。
経済を忘れた道徳は、寝言である。』
-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-
『指をさして人を非難する前に、
君のその手がよごれていないか
確かめてくれ。』
-ボブ・マーリー(レゲエミュージシャン)-
『批判的であることは、
正しくあることよりも、
はるかに簡単だ。』
-ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの首相・小説家)-
『人道は一日怠れば、
たちまちすたれる。』
-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-
『筆を洗ったまっ黒なコップの水も、
水道の蛇口のところに置いて、
ポタリポタリと水を落とせば、
一晩のうちにきれいになってしまう。』
-中村 天風(実業家・思想家・ヨーガ行者)-
『親の養育を
受けたことに報いるために
子供を養育し、
先生から教えを
受けたことに報いるために
子弟を教え、
人の世話を
受けたことに報いるために
人の世話をする。
これが人道である。』
-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-
『本当の教育は、
知性と美しさ、善良さを組み合わせたものです。
そしてこのうち一番大切なものは善良さです。』
-ヘレン・ケラー(教育家・社会福祉活動家・著作家)-
『人間が本当に
道徳的であるということは、
自分が助力することのできる
あらゆる生命を助け、
どんな生命をも傷つけまいと熱望する、
その熱望に従う場合だけである。』
-アルベルト・シュヴァイツァー(神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者)-
『人はあなたの行為を見るけれども、
神はあなたの意図を見られる。』
-トマス・ア・ケンピス(神秘思想家・神学者)-
『なにかご褒美をもらうために
人助けをしたりしてない?
そういう気持ちじゃダメなのよ。』
-中村 天風(実業家・思想家・ヨーガ行者)-
『毎日、誰かのために
何かをしなさい。
見返りを求めずに。』
-アルベルト・シュヴァイツァー(神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者)-
『人道は勤めるのを尊しとし
自然に任せるのを尊ばない。
勤めるということは
私欲に克つということである。』
-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-
『人道主義とは、
目的のために決して一人の人間をも
犠牲にしないことにある。』
-アルベルト・シュヴァイツァー(神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者)-
『あなたは自分の口にしたことだけでなく、
自分の口にしなかったことに対しても
責任を持たねばならない。』
-マルティン・ルター(神学者・教授・作家・聖職者)-
『力のある者は決して騒がない。
力のある者ほど無言のまま働きかける。
真の道徳は言葉の終わったところから始まる。』
-アルベルト・シュヴァイツァー(神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者)-
『この世で最も難しい3つの事は、
物理的な偉業でも知的な功績でもなく、
道徳的な行いです。
憎しみに愛を返す、
排除されたものを受け入れる、
そして「私が間違ってた」と言う
ことです。』
-シドニー・ハリス(ジャーナリスト・コラムニスト)-
争わない徳(不争之徳)-老子-
『優れた指導者は、武力に頼らない。
優れた戦士は、怒らない。
真に敵に勝つ者は、争わない。
うまく人を使う者は、相手の下手に立つ。』
(善く士たる者は武ならず。善く戦ふ者は怒らず。善く敵に勝つ者は争わず。善く人を用いるものはこれが下となる。)
-老子-
悪徳
『悪徳からの逃避は美徳の始まり。』
-ホラティウス(古代ローマ時代の詩人)-
『世界中の人間がだれ一人として
まぬがれることのできない
一つの悪徳がある。
人びとはそれを他者の中に見て
嫌悪を感じるが、
自分もその罪を犯しているとは
ほとんど夢想だにしない。
この悪徳とは何か。
それは傲慢、あるいはうぬぼれである。
悪魔が悪魔となったのは、
高ぶりのゆえであった。
高ぶりは、人を
他のすべての悪へと導いていく。
それは完全に反神的な心の状態である。
そして、傲慢は本質的に自己が
「他と競うとき」に生まれるものである。』
-C・S・ルイス(学者・作家)-
人として正しい生き方
「小学校の道徳のようなことをいう」と
笑う人がいるかもしれません。
しかし、その小学生のときに教わったようなことを、
私たち大人が守れなかったからこそ、
いまこれほどまでに社会の価値観が揺らぎ、
人の心が荒廃しているのではないでしょうか。
いま、子どもに向かって堂々と
モラルを説ける大人がどれほどいるか。
これはしてはいけないことだ、
あれはこうすべきだと、
明確に規範を示し、倫理を説ける。
そういう識見と精神、重厚な人格を有した人物が
どれだけ出てきたか。
それを思うと、私なども忸怩(じくじ)たる思いに
とらわれないわけにはいきません。
正しい生き方とは、
けっしてむずかしいことではないはずです。
子どものときに親から教わった、
ごく当たり前の道徳心
― 嘘をつくな、正直であれ、人をだましてはいけない、欲張るな ―
そういうシンプルな規範の意味をあらためて考え直し、
それをきちんと遵守(じゅんしゅ)することが
いまこそ必要なのです。』
-稲盛 和夫(京セラ・第二電電[現KDDI]創業者)-
道徳を貫く
『人はしばしば
理不尽で、自分勝手です。
それでも許しなさい。
やさしくすると、
人から下心があるはずだと
非難されるかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。
成功をすると、
不誠実な友人と、真の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。
あなたが正直であれば、
人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直でいなさい。
歳月を費やして作り上げたものが、
一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。
それでも作り続けなさい。
安らぎと幸せを見つけると、
妬まれるかもしれません。
それでも幸せでいなさい。
今日、善い行いをしても、
明日には忘れられてるかもしれません。
それでも善を行いを続けなさい。
あなたが持っている最高のものを与えてください。
それは決して十分ではないでしょう。
それでも最高のものを与えなさい。』
-マザー・テレサ(修道女)-
『目に見える水の流れは、
地下を流れる水の量に比べると
本当に少ないのと同じように、
目に見える理想主義は、
世の中の人々が心の中に閉じこめ、
殆ど出さないでいる理想主義に比べると
本当に小さなものだ。
閉ざされているものを放ち、
地下水を地表に導く。
人々はそれができる人が
現れることを待ち焦がれている。』
-アルベルト・シュヴァイツァー(神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者)-