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認知症の予防に腸活!脳を壊す悪玉菌

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腸内細菌が認知症の原因になる

脳の病気である認知症と、人の腸に生息する腸内細菌がなぜ関連するのか?

不思議に思われるかもしれません。

腸内フローラ(腸内細菌叢)が、アルツハイマー型の認知症の発症や進行に深く関わっていることがわかってきました。

認知機能の低下に、悪玉菌は拍車をかけ、善玉菌は進行を抑制するのです。

認知症の予防には、善玉菌を増やす食事や、便秘にならないようにするなど、腸内環境を整えることが重要です。

第2の脳:腸内細菌による脳への影響

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腸は「第2の脳」と呼ばれるように、腸には1億個もの脳細胞が存在しています。

脳からの信号なしに、独自の神経系により機能することができます。

脳と腸、腸内細菌は、お互いに影響を及ぼす関係にあります。

とるべき油:オメガ3脂肪酸の健康効果

オメガ3脂肪酸(ω-3脂肪酸)が、体の健康に重要な役割を果たしていることが、研究から次々と明らかになっています。

オメガ3脂肪酸は、体で作ることができない、食品から摂取する必要がある「必須脂肪酸」と呼ばれる栄養素です。

オメガ3脂肪酸には、「魚を食べると頭が良くなる」と有名になったマグロに含まれるDHAや、DHAと共に青魚に多く含まれるEPAがあります。

植物油では、オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸が植物油に含まれています。

αリノレン酸を多く含む植物油は、えごま油とアマニ(亜麻仁)油(フラックスシードオイル)、麻実油 (ヘンプシードオイル)、菜種油(キャノーラ油)、大豆油です。

中でも、オメガ6脂肪酸よりオメガ3脂肪酸が多く含まれる植物油が、えごま油とアマニ油です。

オメガ3脂肪酸の効果

オメガ3脂肪酸は、研究によると、炎症を抑えるのに役立つ活性代謝物であるレゾルビンの働きにより、心臓、脳、腸、関節に多数の効果があると考えられています。

  • ADHD(注意欠陥・多動性障害)
  • 不安障害(神経症)
  • 関節炎
  • 喘息
  • うつ病
  • 腸の健康
  • 心臓疾患
  • 中性脂肪(高トリグリセリド)
  • 偏頭痛
  • 乾癬
  • 関節リウマチ
  • 外傷性脳損傷

口に入れただけでは栄養を吸収できない

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食べる物に気を付けている人でも、食べ方に気を付けている人は少ないのではないのでしょうか。

口に入れば同じ?

口から食べ物・飲み物を体の中に入れますが、そのまま体に吸収されるわけではありません。

食物を胃で溶かし、腸で分解して、栄養を吸収することで、全身に栄養を巡らせることができます。

消化・吸収がしっかりできないと、体の栄養になりません。
消化器官がしっかり機能しないと。

「口に入れば同じ」とはならないのです。

栄養を摂るために

健康になるために、健康食品を食べる人は多いですね。

栄養成分表示をチェックしたり、サプリメントカプセルを飲んで、栄養を摂ろうとしている人もいるかと思います。

しかしながら繰り返しになりますが、食べたものがそのまま吸収されるわけではありません。

健康食品を食べたから、サプリメントを飲んだから、栄養が十分に摂れていると考えるのは危険です。

人は口から摂取された食物を、そのままの形では体内に吸収することができないのです。

そのため消化する、食物を吸収できる栄養素にまで分解することが必要です。

では、しっかりと分解するために、栄養を吸収するために、気を付けるべき食べ方とは?

腸内細菌(腸内フローラ)

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腸内には、約3万種類100兆~1000兆個という膨大な数の細菌が生息していて、腸内細菌の重量の1.5kg~2kgになります。

人の細胞の数は37兆個なので、腸内だけで人の細胞の数の3倍~30倍もの細菌が生息しています。

腸の内面を広げるとテニスコート1面分にも相当し、さながら花畑のように細菌類が生息していることから
腸内フローラ」(フローラ=花畑)
または
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」(叢=草むら)
と呼ばれています。

「腸は第2の脳」と呼ばれるように、この腸内細菌叢が体だけではなく精神にも影響することがわかっています。

また腸内細菌は免疫に大きく影響を与えます。
「便秘は万病の元」と言われ、
便秘が腸内細菌叢に、
腸内細菌叢が便秘に、
相互に影響して、悪化すると心身の病気の原因となります。

これはつまり理想的な腸内細菌叢になれば
病気になりにくい体や
より幸せを感じることができます。

理想的な腸内細菌叢を作るにはどうしたらよいでしょうか?

健康長寿

Danish Twin Studyと呼ばれる研究によれば、生物学的限界内で平均的なヒトが生きる寿命が遺伝的に決まるのは、わずか10%です。

残りの90%が生活習慣によって決まります。では、どのような生活習慣をすれば長寿となれるのでしょう。

百寿者の特徴

百寿者は体の丈夫さ、生活、性格もそれぞれですが、共通点として多いものがあります。

  • 慢性炎症の抑制
  • 微小循環が良好
  • 血管が柔らかく、しなやかで血管年齢が若い
  • 地域の伝統食(穀物、植物性食品、魚介類、海藻類、発酵食品)を食べている
  • 腸内細菌の優良菌(善玉菌)の割合が高い
  • 食事は腹八分目(食べすぎない)
  • 日常生活で負荷の強い身体活動(運動)をしている
  • 孤独感を感じていない
  • 人生、生きることへの幸福感(満足感)が高い
  • ストレスを溜めない
  • ストレスを肯定的に受け取る
  • 自分の人生を肯定的にとらえる(ポジティブシンキング)
  • 生きがいをもっている

食事は、カロリーが非常に低い日本の伝統的な食文化である伝統食「和食」。

一汁三菜を基本に、栄養のバランスが非常に優れている「まごはやさしい」の食材を取り入れましょう。