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命の長さ:寿命を決めるもの

世界の平均寿命は年々、延びています。

1990年から30年ほどで世界平均は約10年も延びました。

国別の平均寿命では日本の84歳と中央アフリカの52歳で30年ほどもの差があります。

また国内でも男性81歳と女性87歳で、男女で平均寿命に6年の差があります。

寿命を決める要因は何でしょうか?

現状の研究結果では、個人差が大きく、寿命を決める要因は、人によって違っていると言えそうです。

ただし、世界中で昔から長寿な人は何人か確認されていますので、遺伝による影響はそれほど大きくないと思います。

人間の寿命は120歳

病気にかからずに老衰によって死亡する最も長生きできる年齢は120歳という説があります。

「医学の父」と呼ばれる古代ギリシアの医者ヒポクラテス(紀元前460年頃~紀元前370年頃)が既に述べていました。

『人間がありのままの自然体で
自然の中で生活をすれば
120歳まで生きられる。』

-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-

120歳まで生きるためには、寿命を縮めることを避けた生活をおくることが一番の方法です。

害のない生活

『まず何よりも害をなすなかれ。』

-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-

何事もやりすぎは良くないですね。

程度を知り、健康的な生活スタイルを維持しましょう。

  1. 食事:
    1. 腹八分目(過食をしない)
    2. 野菜・果物を食べる
    3. 栄養をバランスよく摂る(偏らない)
    4. お酒は適量(飲みすぎない)
  2. 体を使う:
    1. よく体を動かす(適度な運動)
    2. よい姿勢
    3. 全身を動かす
  3. 心の静寂:
    1. リラックスする時間をもつ
    2. ストレスをためない
    3. 睡眠不足にならない
  4. 生き甲斐をもつ:
    1. 生きる楽しみがある
  5. つながり:
    1. 家族を大切にする
    2. コミュニティに属する
    3. 助け合う
    4. 孤独を感じていない

『命の長短は
身の強弱によらず、
慎と不慎とによれり。』

(慎 しん:
・物事をおろそかにしない。重んじる。つつしむ。
・身の振舞いに気をつける。気をつけて失敗のないようにする。控えめで物静か。つつましい。
・心に隙間がないほど十分に気を配っている。)

-貝原 益軒(本草学者・儒学者)-

気の持ち方

『体気弱く、
飲食少なく、
家に病多くして、
短命ならんと思う人、
かえって長生きする人多し。

これ弱きをおそれて、
つつしむによれり。』

-貝原 益軒(本草学者・儒学者)-

『およそ人と生まれ出た以上は、
死ぬのは必定だ。

長生きといっても
取るに足らぬほどの相違で、
たとえばロウソクに
大中小とあるようなものだ。

人と生まれ出た以上は
必ず死ぬものと覚悟してしまえば、
一日生きれば一日の儲け、
一年生きれば一生の得だ。』

-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-

序章 健康