健康ライフGame

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悪と罪と罰

生物の世界は弱肉強食、
生きるため、子孫繫栄のために、
命を奪い合ってきた。

人間の歴史の闇を覗けば深く暗く、
奪い、殺し合いを繰り返し、
現在も形を変えて争いが絶えない。

嫌い、恨み、憎み、、

自らの利益のため欲望のままに積み重ねられた、残酷で残虐で非道な行い。

正義のため、平和のために行われた大量虐殺。

差別、いじめ、DV、、

誰が悪で、どこからが罪で、どのような罰を受けるべきなのか?

罪の意識

『他人の罪は目の前にあるが、

自分の罪は背後にある。』

-トルストイ(小説家・思想家)-

『良い人間とは、
自分の罪をいつまでも忘れないで、
自分の善行はすぐに忘れる者のことである。

わるい人間とは、その反対に、
自分の善行をいつまでも忘れないで、
自分の罪はすぐに忘れる者のことである。

自分を許すな。

そうすれば、容易に他人を許すことができよう。』

-トルストイ(小説家・思想家)-

『自己を責めることを知っているものは善人で、

他人ばかりを責めるものが悪人だ。』

-武者小路 実篤(小説家・詩人・劇作家・画家)-

『悪いということが
わからないということが
罪なんだ。』

-三浦 綾子(作家)-

『罪を憎みなさい、
罪人を愛しなさい。』

-マハトマ・ガンジー(インド独立指導者)-

七つの社会的罪(Seven Social Sins)

理念なき政治
(Politics without Principle)
労働なき富
(Wealth without Work)
良心なき快楽
(Pleasure without Conscience)
人格なき学識
(Knowledge without Character)
道徳なき商業
(Commerce without Morality)
人間性なき科学
(Science without Humanity)
献身なき信仰
(Worship without Sacrifice)

-マハトマ・ガンジー(インド独立指導者)-

七つの大罪(七つの死に至る罪)

キリスト教(カトリック教会)において、
人間を罪に導く
可能性があるとみなされてきた
欲望や感情「七つの罪源」。

  1. 高慢
    (おごりたかぶって人を見くだす)
  2. 物欲(貪欲)
    (欲が深い)
  3. ねたみ(嫉妬)
  4. 憤怒
    (怒り、憤り)
  5. 色欲(肉欲)
    (性欲)
  6. 貪食
    (むさぼり食う、がつがつ食らう)
  7. 怠惰
    (すべきことを怠ける、サボる)

罪悪の根源

『人間には他のあらゆる罪悪が
そこから出てくる
二つの主な罪悪がある。

すなわち短気と怠惰。』

-フランツ・カフカ(作家)-

『悪の葉っぱに斧を向ける者は千人いても、

根っこに斧を向ける者は一人しかいない。』

-ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・思想家・詩人・博物学者)-

『欲と色と酒を
敵と知るべし』

-徳川 光圀(常陸水戸藩の第2代藩主:水戸黄門としても知られる)-

『人間のすべての性質のなかで、
嫉妬は一番みにくいもの、
虚栄心は一番危険なものである。

心の中のこの二匹の蛇からのがれることは、
素晴らしくこころよいものである。』

-カール・ヒルティ(法学者・哲学者・政治家・文筆家)-

悪を知る

『我がために悪しきことは、
ひとのためにも悪しきぞ。』

-徳川 家康(武将・戦国大名・江戸幕府の初代征夷大将軍)-

『より大きな悪を防ぐために
悪を利用しようとするとき、
人は悪の道具とされる。』

-ピーター・ドラッカー(経営学者)-

『悪を罰しない者は、
悪をなせと命じているのだ。』

-レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家・科学者・発明家)-

『悪に対して悪をもって報いることは、
幸福を失うことである。

悪に対して愛をもって報いることは、
幸福を得ることである。』

-トルストイ(小説家・思想家)-

『悪は善のことを知っている。

しかし善は悪のことを知らない。』

-フランツ・カフカ(作家)-

『悪の最も効果的な誘惑手段の一つは

闘争への誘いだ。』

-フランツ・カフカ(作家)-

『何かにつけて憤怒を抱くうちは、
自己を制御していない。

すべての悪に対しては、
平静な抵抗が
最高の勝利をおさめる。』

-カール・ヒルティ(法学者・哲学者・政治家・文筆家)-

『賢明な人々が悪魔との戦いに
長い時間を費やしています。

これは素晴らしいことですが、
その人たちが同じエネルギーを
人々のために使えば、
悪魔は退屈してすぐに退散します。』

-ヘレン・ケラー(教育家・社会福祉活動家・著作家)-

『愚かさによってのみ、
彼らは自分に
自信を与えることができるのだ。』

-フランツ・カフカ(作家)-

『脅迫とはひとえに
脅えた者の武器にすぎない。』

-レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家・科学者・発明家)-

『恩知らずの欲望ほど
大きな悪を持っている欲望はありません。』

-セネカ(ローマ帝国の政治家・哲学者・詩人)-

『善悪と言っても、
天が決めたものではなく
結局、人間にとって
便利かどうか
だけの話である。』

-二宮 尊徳(金治郎)(農村復興政策を指導)-

『残酷さと搾取によって
財産を獲得した人は、
たとえ規則的に教会に行き、
不正に獲得した収入の一部を
公共事業に寄付したとしても、
"不道徳な人間"と
見なされなくてはならない。』

-バートランド・ラッセル(論理学者・哲学者・数学者)-

十悪

仏教における十不善業道。
人の行為を三種類に分類した三業(身口意)からなります。

身による悪
殺生
故意に生きものの生命を奪う
偸盗
与えられていない他人の財物を取る(盗む)
邪婬
不倫など道徳に外れた男女の関係を持つ
口による悪
妄語
嘘をつく、でたらめを言う
綺語
無意味、無益なことを言う
悪口
他人を傷つける言葉、乱暴な言葉を使う
両舌
他人の仲を裂く言葉を言う
意(心)による悪
慳貪
財物などをむさぼり求める激しい欲をいだく
瞋恚
激しい怒りをいだく、憎む
邪見
道理を無視した誤った見解を持つ

謝罪

『決して言い訳による
謝罪をしないでください。』

-ベンジャミン・フランクリン(政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者)-

許す

『弱い者ほど相手を許すことができない。

許すということは、強さの証だ。』

-マハトマ・ガンジー(インド独立指導者)-

『許しとは公平さに関する
人間の常識を超えたもので、

まったく容赦できないものを
容赦することだ。』

-C・S・ルイス(学者・作家)-

『赦すことを拒否するのは、
人を殺すことよりも悪い。

殺人は一時的な
衝動によるものであるのに対し、
赦しの拒否は、
冷徹で意図的な選択だからだ。』

-ジョージ・マクドナルド(小説家・詩人・聖職者)-

2章 怒:ネガティブを力に