アトピー性皮膚炎をはじめ、じんましん、喘息などアレルギー疾患と関係していると考えられているリーキーガット症候群。
他にも、肥満、糖尿病、疲労感、下痢・便秘、クローン病、精神疾患などの症状や病気が、リーキーガット症候群になると引き起こされることがあります。
この原因の一つとされているのが、真菌(カビ)のカンジダ菌の増殖です。
カンジダは、正常な場合でも皮膚、口腔、腸管、腟など存在しています。
通常は、カンジダがこのような部位で症状を引き起こすことはありません。
しかし、何かしらの原因で他の菌のバランスを崩れた場合、異常に増殖して、日和見感染「カンジダ症」を起こすことがあります。
NMN(β-NMN)は、ニコチンアミド モノヌクレオチドの略称で、すべての生物の細胞の中に存在する補酵素です。
本来は体内で自然に生成されていますが、加齢にともない体内でのNMNを生成能力が低下します。
その結果、体内の修復機能が失われていくと言われています。
期待される若返りの効果
米ワシントン大の研究で、マウスにNMNを混ぜた飲み水を与えたところ、抗老化作用が期待できる結果がでています。
NMNは老化を防ぐだけではなく、他にも
- 血管と血圧の状態を改善する
- 肥満を改善する
- 脳疾患を予防する
- アルツハイマー病を回復する
- 糖尿病を防ぐ
などの効果が期待されています。
自然治癒力は、人工的な薬物を投与したりしなくても、生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力です。
「自己再生機能」と「自己防衛機能」に分けることができます。
自己再生機能
体が外傷などを負った時に、傷を治す機能のこと。
自己防御機能
生体の外部から浸入してくるウイルス・細菌類と戦う機能のこと=「免疫」。
江戸時代の本草学者、儒学者である貝原益軒によって、正徳2年(1712年)に書かれた養生(健康、健康法)についての指南書『養生訓』。
益軒83歳の著作で、実体験に基づき健康法を解説しています。
長寿を全うするための一般向けの生活心得書であり、身体の養生だけでなく、精神の養生も説いています。
「薬食同源」とは、薬と食事は同じ源からという言葉で、食事によって未病(発病する前の状態)を治そうとする中医学の考え方です。
この発想が元になって、日本で造語されたのが「医食同源(いしょくどうげん)」。
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方を呼びます。
今のあなたの体にはどのような食事(薬)が必要ですか?
『汝の食事を薬とし、
汝の薬は食事とせよ。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『食べ物で治せない病気は、
医者でも治せない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
食事によって、身体を構成する細胞、生きるのに必要なエネルギーが作られています。
また足りなかったり、不要なものを食べることで、病気の原因になっています。
では正しい食事とはどのようなものでしょうか?
『食べ物について知らない人が、
どうして人の病気について
理解できようか。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
あなたの体は健康ですか?
大きな病気にかかったことがなく、
健康診断で数値に問題がないのなら
一般的に健康と言えそうです。
ただし、失ってから気づくということは多いですね。
気づかぬうちに病気が進行していて
取り返しのつかないことになっていたケースもあります。
そうならないためにも、普段から体の状態を正しく知り
ケアをしていきましょう。
健康の基準はどこ?