飲料水かコーヒーを飲むとやせる
飲料を飲む量が増えた場合に、長期的に体重がどのように変化するか、様々な飲料について調べました。
結果、飲料水とコーヒー、ダイエット飲料は、体重が減少して、糖甘味飲料とフルーツジュースは、体重が増加しました。
それぞれ1日1杯増えると、4年間での体重変化はこのようになりました。
- コーヒー:-0.14kg
- 飲料水:-0.13kg
- ダイエット飲料:-0.10kg
- お茶・紅茶:-0.03kg
- 低脂肪牛乳:0.02kg
- 牛乳(全乳):0.02kg
- フルーツジュース:0.22kg
- 糖甘味飲料(SSB):0.36kg
飲料水の飲む量を長期的に増やすことにより、体重を減らすダイエット効果があります。
飲料水は熱産生を誘発し、代謝率を高める可能性があることが研究により示されています。
不健康な食事が原因で、世界で年間に1000万人以上が死亡しているという調査結果が、2018年11月に発表されました。
死亡した人の5人に1人で不健康な食事が原因になっており、その影響は高血圧や喫煙よりも深刻です。
食事改善で多くの命を救える
食事をどのように摂るかという問題は、2型糖尿病、心血管疾患などの慢性的な健康障害に直結しています。
食事を改善することで、5人に1人の死を防ぐことができます。
ワシントン大学の健康基準・評価研究所(IHME)のアシュカン アフシン博士は次のように述べています。
「不健康な食事はどんな人でも深刻な問題になりえます。
年齢や性別、地理的な影響、経済状態などに関わらず、早死の原因になるのです」
2017年に不健康な食事が、世界の1,090万の死亡の原因になっています。
これは成人の死亡の22%を占めることが明らかになりました。
病気や障害、早死により失われた年数を示す障害調整生存年(DALYs)は2億5,500万に達しました。
全DALYsの16%を占めます。