体が焦げる?
体内で起こるタンパク質の糖化反応(メイラード反応)が、老化を進行させます。
メイラード反応は、肉を焼いたり、玉ねぎを炒めると褐色に変わったり、トーストの焼き色がついたりする現象です。
体は、肌、血管、骨など主にタンパク質からできていて、このタンパク質が糖と結びついて、糖化が進むとタンパク質は本来の働きができなくなり、カラダの機能に様々な変化が生じます。
体内で起こる糖化反応により、糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症など悪化させると言われ、活性酸素による体の酸化も加速させます。
あなたは老化と聞くと何を思い浮かべますか?
例えば、次のようなことが起こります。
- 顔にシワやシミが目立つようになる
- 髪の毛が白(透明)になったり、少なくなる
- 近くのものが見えにくくなる
- 耳が遠くなる
- 関節が摩耗して痛くなる
- 物忘れがひどくなる
老化の進み方は人それぞれ違います。
老化には、
- 自然現象である加齢による「生理的老化」
- 病的因子による「病的老化」
があります。
誰もが起こる生理的老化に、病的老化が老化に拍車をかけることで、老化の進み方が変わってきます。
また寿命は、老化による生理機能の低下に大きく関わっています。
では老化の原因は何でしょう?