スマートフォン(スマホ)など、LEDを用いた液晶画面の光に多く含まれるブルーライトは、目や体に悪影響を及ぼすのか。
2018年に、ブルーライトの刺激によって、目の細胞は傷つく可能性がある、という報告がありました。
Scientific Reports誌に掲載された論文をきっかけに
- ブルーライトで失明が早まる
- スマホのブルーライトでは失明しない
- ブルーライトは視力に影響しない
など、様々な報道が相次ぎました。
ブルーライトが角膜や網膜といった目の組織に与える影響はまだよく分かっていないため、慎重な検討が必要です。
夜のブルーライトは悪影響
ブルーライトは、体内時計(サーカディアンリズム)を整える、健康を維持する上で重要な役割を果たしています。
夜のブルーライトが、メラトニンの分泌を減少させ、体内時計を狂わせます。不眠症などの睡眠障害の原因となります。
これは、数種類のがん(乳がん、前立腺がんなど)や糖尿病、心臓病、肥満などさまざまな生活習慣病の発症リスクを高める要因の一つとされています。
最近、よく目が乾く、目が疲れやすい、、
もしかすると、それはドライアイかも知れません。
携帯電話の画面やテレビ、パソコンなどを見続ける生活により、知らず知らずのうちに目を酷使していませんか?
涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の成分が変化することによって、目の表面を潤す力が低下した状態をドライアイと呼びます。
ドライアイが進行すると、視力低下や痛み、角膜上皮剥離(角膜が乾燥してはがれる病気)を発症してしまうこともあります。
現在、日本では約2,200万人もの人がドライアイといわれています。
さらにオフィスワーカーの3人に1人がドライアイという報告もあり、年々増加傾向にあります。
ドライアイは目の病気と思っているかもしれませんが、運動を続けるなど生活習慣を改善することで、ドライアイの症状が軽減することがわかりました。
EPAはエイコサペンタエン酸の略称で、ニシンやサバ、サケ、イワシなど青魚などの魚介類に多く含まれる脂肪(油)です。
「血液をサラサラにする」ことで、血液の流れを良くします。
血流が良くなると、細胞へ酸素や栄養素をスムーズに運ぶことができ、老廃物を外に出すこともできます。
EPAのすごい効果
EPAを利用した研究で、作用の解明は不十分や解明されていない作用もありますが、様々な効果があると報告されています。
- 血管年齢を若く保つ
- 動脈硬化を防ぐ
- HDLを復活させる
- 中性脂肪を減らす
- 目に潤いを与える
- スポーツ機能をアップする
- アレルギーを改善する
- 高血糖状態を改善する