人の体は、成人で約37兆個の細胞により身体が構成されています。
この細胞一つ一つの中には核が存在していて、染色体と呼ばれるDNAの束が収められています。
染色体の末端部分にあるのがテロメアです。
このテロメアが、老化や病気に関連する健康寿命、そして見た目の若さに大きく影響をしています。
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人の体は、成人で約37兆個の細胞により身体が構成されています。
この細胞一つ一つの中には核が存在していて、染色体と呼ばれるDNAの束が収められています。
染色体の末端部分にあるのがテロメアです。
このテロメアが、老化や病気に関連する健康寿命、そして見た目の若さに大きく影響をしています。
脳細胞(神経細胞)は大人になっても増える?
答えはYES!
再生に必要な神経幹細胞がないから、増えないと思われていました。
しかし脳の海馬において、成人の脳の新しい神経細胞を生成していることがわかりました。
海馬は、学習や記憶に重要で、気分や感情に関与しています。
この海馬では毎日700個の新しい神経細胞が作られていると推定されています。
腸は「第2の脳」と呼ばれるように、腸には1億個もの脳細胞が存在しています。
脳からの信号なしに、独自の神経系により機能することができます。
脳と腸、腸内細菌は、お互いに影響を及ぼす関係にあります。
日本の高血圧有病者数は男性2,300万人、女性2,000万人と男女ともに多く、合わせて推定4,300万人が高血圧です。
日本の人口1億2400万人の3人に1人が高血圧です。高血圧は様々な病気と関わっていています。
脳卒中、心筋梗塞、心不全などの循環器疾患による死亡の最大の原因になっています。腎臓病や認知症にもなりやすくなります。
高血圧による脳卒中の増加から、その後遺症とともに要介護の大きな原因になっていたり、国民医療費の増加にも関連しています。
ただし高血圧だからといって、すぐに降圧剤(血圧を下げる薬)に頼らないでください。薬には副作用があります。
血圧が高い原因の大半は、生活習慣にあります。
まずは生活習慣を見直して、改善しましょう!
日本における自殺者の原因・動機の圧倒的トップは「健康問題」です。
2018年では、健康問題が理由で1万人以上が自ら命を絶っています。
自殺の多くは、多様かつ複合的な原因、背景があり、様々な要因が連鎖する中で起きています。
しかし、健康問題が原因・動機の自殺者数は、経済・生活問題や家庭問題、勤務問題の3倍~5倍の自殺者数で、突出した1位となっています。
自殺の原因・動機となっている健康問題は何でしょうか?
ストレスにより、体の健康を害したり、精神を病むことが増えていますが、ストレスとは本来、健康で豊かで幸せな人生へと導く土台なのです。
あなたにとって今、一番ストレスを感じていることは何でしょうか?
ストレスを味方につければ大きな力になります。
ストレスが押しつぶされてしまうと、精神的にも肉体的にも、破滅に向かって進んでしまうことになります。
大きなストレスを感じた度合いが、幸福度・GDP・平均寿命にどれくらい関連しているか?
ギャラップ社が、121カ国、12万人以上の人に調査しました。
ギャラップは、本社がアメリカにあり、50ヵ国におよぶ世論調査会社が加盟するネットワークも形成する、信頼性が高い世論調査会社です。
結果は意外にも、
ストレス度数の高い国ほど、
平均寿命が長く、GDPが高かったのです。
また、ストレス度数が高い国では、
幸福度や人生の満足度も高かったのです。
ストレスは本来、健康や精神を害するものではなく、
健康で豊かで幸せな人生へと導くものなのです。
では、ストレスに対して、どのように対応すればいいのでしょうか?
2015年の「ランセット」誌に 掲載された論文によると
という、興味深い事実があります。
なぜ男性よりも女性の方が長生きなのか?
この要因こそ長寿の秘訣かもしれません。
心理学者で、ハーバード大学の心理学教授スーザン・ピンカーの研究をみてみましょう。
長寿な人の割合が非常に高い地域は、ブルーゾーンと呼ばれています。
このブルーゾーンに住む人達は、60歳を超えても活動的で、見た目も若々しく、とても元気です。
デーニッシュ・ツイン・スタディという調査によると、人の寿命を決めるもののうち、10%だけが、生物学的なもの、遺伝子です。
残りの90%はライフスタイルで決まります。
では、健康と長寿になれるライフスタイルはどのようなものか?
米国人研究者ダン・ベットナー(1960年生まれ)が、2004年から専門家グループ(医者、人類学者、人口学者、栄養学者、疫学者たち)とチームを組み、世界にあるブルーゾーンを調査をしました。
1500人を80年間追跡調査 米国研究資料「長寿と性格」による研究結果は
性格を変えることで、寿命が変わる
という、それはあらゆる常識を覆すものでした。
長期間にわたって多くの人間を追跡調査し、その人達の性格や人生を分析した本『The Longevity Project』(直訳:長寿計画)に書かれています。
あなたはストレスを抱えていますか?
抱えていると答えたのでしたら、それはあなたにとって非常に良いことです。
なぜならストレスは、学びや成長の助けとなり、パフォーマンスや生産性が高まり、健康や活力がより良くなるという、良い影響があるからです。
オキシトシン(Oxytocin)は、幸せホルモンと呼ばれますが、他にも数々の呼ばれ方をしているホルモンです。
呼ばれ方の通り、ホルモンを分泌すると、愛情や信頼などの感情を呼び起こします。共感力を高め社会性を強化するのです。
触れ合う、スキンシップ、ハグしたときなどに、ホルモンが出ますので抱擁や恋愛ホルモンと呼ばれます。
性別が違うと家庭、仕事、お金に対しての考え方に開きがあるため、恋人と別れたり、離婚の原因となります。
異性間でオキシトシンの分泌を増やすことは、愛情や信頼関係を築き、関係を保つために特に重要なことです。
男女間だけではなく、同性や家族、ペットとの触れ合いでもオキシトシンが出ます。
集団生活や社会的行動など、人のつながりに大きな影響があります。
ストレスは体に悪いというイメージが強いですが、ストレス自体には良いも悪いもありません。
ストレス反応への受け止め方によって、ストレスが人を死に追い込むこともあれば、ストレスが人を賢く強くすることもあるのです。
世界でストレスが原因とみられる心と体の病が急増しています。
「キラーストレス」と呼ばれるストレスは、人の体に「ストレス反応の暴走」を引き起こして、脳細胞や血管を破壊し、人を死に追い込む病です。
ストレスの考え方や対処の方法を知ることによって、ストレスから守るだけでなく、ストレスから心にも体にも良い影響を受けることができます。
ストレスを対処する方法を知り、ストレスを武器に変えましょう。
ストレスは自分を賢く強くするために起こっていて
何かが起きた時に、
"なぜ"ではなく"何のために"
起きたのか?
と考えることが重要です。
ストレスは健康に悪いから、
なるべく避けたり、減らしたりしなければならない
ではなく
ストレスは役に立つから、
受け入れて、成長するための原動力にしよう!
と考えてみましょう。
DHEAは、デヒドロエピアンドロステロンの略称で、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種です。
生体内でコレステロールを原料として生合成される性ステロイドホルモンであり、男女問わず体内に豊富に存在します。
血液中を流れていますが、20代をピークに血中濃度は徐々に低下していく、年齢とともに減少していくホルモンです。
老化プロセスを遅らせたり止めたり、あるいは若返らせる「若返りホルモン」や「長寿ホルモン」などと言われ、アンチエイジングや生活習慣病予防の観点からも注目を集めています。
DHEAは、若返りホルモンとも呼ばれ、筋力を保ったり、動脈硬化や脂質異常症を改善する働きがあります。
体の中で炎症を抑えたり、インスリンの働きを助けて糖尿病になるのを防ぐなど、様々な働きを持つホルモンです。
DHEAを増やすことで、以下の症状に効果があるとされています。
Danish Twin Studyと呼ばれる研究によれば、生物学的限界内で平均的なヒトが生きる寿命が遺伝的に決まるのは、わずか10%です。
残りの90%が生活習慣によって決まります。では、どのような生活習慣をすれば長寿となれるのでしょう。
百寿者は体の丈夫さ、生活、性格もそれぞれですが、共通点として多いものがあります。
食事は、カロリーが非常に低い日本の伝統的な食文化である伝統食「和食」。
一汁三菜を基本に、栄養のバランスが非常に優れている「まごはやさしい」の食材を取り入れましょう。
幸福感は、物質的で安易な快楽型の幸福感と、高尚な生きがい型の幸福感の2種類の幸福感に分けることができます。
どちらも気分の良くなりますが、遺伝子レベルでは全く逆の反応をします。
微小循環とは、身体の隅々まで血液を循環させる血液の流れです。
全身の細胞へ、生きていくために必要な酸素と栄養素、水分を届け、いらなくなった二酸化炭素や老廃物を運び出します。
つまり細胞にとって不可欠なのです。
身体には太い血管だけでなく、足の先にいたるまで、細かい血管(毛細血管)がびっしり張り巡らされ、その全長はおよそ10万km!
血管内の血液の流れが滞ってしまうと細胞は、酸素と栄養素、水分が足りなくなり、活動できなくなります。
不要な二酸化炭素や老廃物を運び出すこともできません。
血行を良くして全身の血の巡りを良くすること、つまり微小循環が正しく機能することは、体を健康に保つために非常に重要なのです。
しかし毛細血管の劣化によって血液の流れが悪くなり、栄養が運べなくなった部分は細胞が死に、毛細血管が消えてしまいます。
微小循環を良好に保つためにはどうすればいいでしょうか?
人は年をとるにつれて、慢性疾患や、脳卒中、心臓病、がんなどの病気を発症しやすくなる傾向にあります。
これらの原因のひとつに「細胞の老化」が挙げられます。
人の体は、成人で約37兆個の細胞により身体が構成されています。
この細胞の一つひとつの中に、いくつかのミトコンドリアとDNAが収められた核があります。
ミトコンドリアは人が活動するエネルギー(ATP)を作り出していますが、ミトコンドリアは段々と機能が衰えてきます。
ミトコンドリアがエネルギーを作るときに、同時に活性酸素も産出されますが、ミトコンドリアの機能が衰えると活性酸素の産出量が増えていきます。
この活性酸素によりDNAに損傷が起こります。
DNAが損傷すると細胞は分裂しますが、細胞はあらかじめ決められた回数しか分裂できません。
分裂回数の限度を超えると、損傷しても分裂ができなくなります。
分裂の限界回数は細胞によっても異なります。
脳および神経や心筋の細胞などは、最初からほとんど分裂能をもたないため、細胞の破壊によって直接臓器の老化につながります。
その他のほとんどの臓器は、分裂の限界回数が約50回のため、この回数を迎えることにより、臓器が老化します。
皮膚の表皮や小腸の上皮細胞は細胞は、約5000回ほど分裂できると言われています。
分裂回数を増やす酵素「テロメラーゼ」を活性させることで、細胞の老化を防ぎましょう。
心地よい排便ができていますか?
「便秘は万病の元」と言われるように
便秘を放置しておくのは非常に危険です。
便秘により毒素が体内に滞ってしまうので、
体に様々な悪影響が現れます。
ごみ箱に生ゴミが溜まっているのに
ごみ捨てができていない状態を
イメージしてみてください。
増えていくだけでなく、
ゴミが腐敗したり、
悪臭が漂ったり、、、
大腸に便が滞留すると、
病気の原因となるだけではなく、
腸がキレイな人は、肌もキレイと言われるのと逆で、
便秘は肌荒れの原因となります。
腸内に毒素がたまることにより
体臭が発生します。
腐敗によりガスが発生します。
便秘の原因を絶ち、解消しましょう!
では、便秘になる原因は、解決策は?
わたしたちは、酸素を呼吸で取り込んで、細胞で体の働きの元となるエネルギーをつくります。
エネルギーと同時に活性酸素もできます。
酸化は、身体を錆びつかせるように、活性酸素が細胞に障害を引き起こすことです。
老化の原因とされるだけではなく、癌や生活習慣病、あらゆる体の不調にもつながっているとされます。
人は、人生の1/3程の時間を睡眠に費やします。90歳まで生きるとしたら、なんと30年分の時間も眠っています。
それほど膨大な時間を使っている睡眠について、あなたはどれほど知っていますか?
睡眠について知り、改善することで、より身体的に健康で、精神的に充実した生活をおくってみましょう。