2015年の「ランセット」誌に 掲載された論文によると
- 先進国ではどこでも女性は男性より
平均6年から8年長生き - 豊かな国の男性は、女性に比べてどの年齢でも
死亡率が2倍高い
という、興味深い事実があります。
なぜ男性よりも女性の方が長生きなのか?
この要因こそ長寿の秘訣かもしれません。
心理学者で、ハーバード大学の心理学教授スーザン・ピンカーの研究をみてみましょう。
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2015年の「ランセット」誌に 掲載された論文によると
という、興味深い事実があります。
なぜ男性よりも女性の方が長生きなのか?
この要因こそ長寿の秘訣かもしれません。
心理学者で、ハーバード大学の心理学教授スーザン・ピンカーの研究をみてみましょう。
オキシトシン(Oxytocin)は、幸せホルモンと呼ばれますが、他にも数々の呼ばれ方をしているホルモンです。
呼ばれ方の通り、ホルモンを分泌すると、愛情や信頼などの感情を呼び起こします。共感力を高め社会性を強化するのです。
触れ合う、スキンシップ、ハグしたときなどに、ホルモンが出ますので抱擁や恋愛ホルモンと呼ばれます。
性別が違うと家庭、仕事、お金に対しての考え方に開きがあるため、恋人と別れたり、離婚の原因となります。
異性間でオキシトシンの分泌を増やすことは、愛情や信頼関係を築き、関係を保つために特に重要なことです。
男女間だけではなく、同性や家族、ペットとの触れ合いでもオキシトシンが出ます。
集団生活や社会的行動など、人のつながりに大きな影響があります。
ストレスは体に悪いというイメージが強いですが、ストレス自体には良いも悪いもありません。
ストレス反応への受け止め方によって、ストレスが人を死に追い込むこともあれば、ストレスが人を賢く強くすることもあるのです。
世界でストレスが原因とみられる心と体の病が急増しています。
「キラーストレス」と呼ばれるストレスは、人の体に「ストレス反応の暴走」を引き起こして、脳細胞や血管を破壊し、人を死に追い込む病です。
ストレスの考え方や対処の方法を知ることによって、ストレスから守るだけでなく、ストレスから心にも体にも良い影響を受けることができます。
ストレスを対処する方法を知り、ストレスを武器に変えましょう。
ストレスは自分を賢く強くするために起こっていて
何かが起きた時に、
"なぜ"ではなく"何のために"
起きたのか?
と考えることが重要です。
ストレスは健康に悪いから、
なるべく避けたり、減らしたりしなければならない
ではなく
ストレスは役に立つから、
受け入れて、成長するための原動力にしよう!
と考えてみましょう。